























いっしょにあそぼ!プラレール 〜親子で夢中になった一日〜
9月13日(土)、栗橋コミュニティセンターくぷるにて「いっしょにあそぼ!プラレール」が開催されました。毎回大人気のこの講座は、力を合わせてプラレールを組み立て、思い思いの鉄道ワールドをつくりあげる体験活動です。当日は開始前から子どもたちだけでなく、中学生やお父さん方まで荷物運びを手伝ってくれ、会場にはすでに「みんなで楽しもう!」という一体感が広がっていました。
講座が始まると、子どもたちは思い思いにレールをつなげ始めます。ひとりで集中して組み立てる子、友達と相談しながら大きな路線を広げていく子――やがて会場いっぱいに多彩なレールが伸び、すてきな鉄道空間が出来上がっていきました。大人たちも子どもに負けじと黙々と作業。中には「プラレールは初めて」という保護者もいましたが、ある子が「これならつながるよ」と別の部品を持ってきて教えてくれるなど、微笑ましい逆転の場面もありました。
特に盛り上がったのは、子どもたちがアイデアを出し合ってつくった“立体レール”。最初は3階建ての丸いレールでしたが、「僕も走らせたい!」「じゃあレールを増やそう!」と声が上がり、協力してどんどん積み上げ、ついには7段の巨大タワーが完成!「見て見て!」と誇らしげに教えてくれる姿からは、大きな達成感と喜びが伝わってきました。子ども同士で自然に「僕も手伝うよ!」と声をかけ合いながら作業を広げていく姿も印象的で、遊びを通して協力や工夫を学んでいるのがよく分かりました。
保護者にとっても、ただ見守るだけではなく、一緒に参加できるのがこの講座の魅力です。レールの形が合わずつなげられない時には、子どもと相談したり、他の保護者とアイデアを出し合ったりと、親子や大人同士の交流のきっかけにもなりました。子どもたちの生き生きとした表情を間近で感じながら過ごす時間は、親子にとっても大切な思い出となったことでしょう。
終盤の片付けも、子どもたちが大活躍。講師の説明に従って部品を大きさや形ごとに分類したり、大きなブルーシートを協力して畳んだりと、率先して取り組んでくれました。スタッフが電車から電池を取り外していたときに、ネジ回しをバラバラに開いてしまい直すのに苦労していたら、1年生くらいの子が「僕がやるよ」と素早く元通りに直してくれました。最後には荷物を車まで運ぶところまで手伝ってくれて、見事なチームワークで活動を締めくくりました。
子どもたちの自由な発想と協力の心、そして親子や中学生が一緒になって楽しむ雰囲気に包まれた「いっしょにあそぼ!プラレール」。遊びを超えて、人と人とのつながりを実感できる素敵な一日となりました。