活動報告

土曜講座「ゼンタングルアートⅡ」が実施されました

🌀世界にひとつだけの“きんちゃく袋”をつくろう!

10月4日(土)、栗橋コミュニティセンターくぷるで「ゼンタングルアートⅡ」講座が開催されました。
今回のテーマは「ゼンタングルパターンを使って、オリジナルきんちゃく袋をつくろう!」。
ゼンタングルとは、線や模様を自由に組み合わせて描くアートで、「上手・下手」がなく、描くほどに心が落ち着いていく不思議な魅力を持っています。

まずは好きな図案を選び、紙に下書きをしてから布に転写します。
トレースペンでなぞっていくと、少しずつ自分だけの模様が布の上に浮かび上がってきます。
転写ペーパーを外し、布用ペンで仕上げの線を描いていくと、きんちゃく袋の表情がぐっと引き締まります。
講師の丁寧な説明と、実施委員・中学生サポーター・保護者サポーターの協力のもと、みんなが落ち着いて制作に集中できる雰囲気が広がっていました。

子どもたちの集中力は本当に見事!
黙々とペンを動かしながら、自分の世界観を大切に描き進めていきます。
「お母さんにプレゼントするんだ」と話しながら、お母さんの好きな模様を選ぶ子。
「ハートがいっぱいの袋にしたい!」と、可愛らしい模様を散りばめる子。
図案から想像する世界を書き加えて制作する子もいました。
お友達と見せ合いながら、「それいいね!」と想像を膨らませていく姿も微笑ましく、作品にサインを入れることも楽しんでいました。

予定していた時間より早いペースで作品が完成したのは、子どもたちの集中力と創造力のたまもの。
出来上がったきんちゃく袋はどれも個性的で、同じパターンを使っているのにまったく違う印象に仕上がっていました。
並べて眺めると、色とりどりの世界がひとつのギャラリーのよう。

最後には、講師による「ライブドローイング」も開催!
子どもたちのリクエスト「コスモス」と「宇宙」をテーマに、ホワイトボード上にどんどん広がっていく幻想的なアートに、会場中が引き込まれていきました。
大きなコスモスの花びらの中には、太陽や月の満ち欠け、星座、惑星、水瓶、地球などが次々と描かれ、まるで宇宙旅行をしているかのよう。
その光景に感動した1人の子が、小さな絵を描いて講師へプレゼントしてくれたのも、心温まるエピソードでした。

ゼンタングルアートⅡ講座は、子どもたちの“想像する力”と“集中する力”が輝いたひととき。
完成したきんちゃく袋は、世界にたったひとつの宝物になりました🌟